フィラリア薬の飲ませ方と正しい量を覚えておこう

適切な使い方を調べる女子フィラリア予防薬を安全に使うためには、正しい量と飲ませ方を守ることが大切です。

多くの場合、フィラリア予防薬の用量は1回につき1錠です。

スポットタイプなら1ピペット分が1回分になるので、1本以上を投与しないようにしましょう。

また、シャンプータイプの場合でも、適した量が決められているので事前にしっかり確認しておきましょう。

用量を守らず1錠や1本以上を投与すると、過剰投与になってしまってペットに負担がかかってしまうので注意が必要です。

 

フィラリア薬の飲ませ方は?

肝心の飲ませ方は、飲ませるフィラリア薬の種類によって変化します。

錠剤タイプのフィラリア薬の場合

錠剤の画像 錠剤タイプを飲ませるときは、愛犬を優しく撫でて落ち着かせながら背後から包み込むようにして押さえます。

そして顔の上から利き手で両顎を持って上を向かせ、もう片方の手で口を開けさせて喉の奥に錠剤を落とします

上を向かせたときに口が少し開いた場合、その隙間から口の中へ錠剤を落としてください。

錠剤を口の中に入れたあとは、数秒ほど上を向かせた状態にし、4~5回優しく喉をさすりましょう

舌を出したら無事に錠剤を飲み込めたサインなので、離して褒めてあげましょう。

もし口を開けさせるのが難しい場合、砕いて小さくしたりおやつで包んで飲ませるのも有効です。

フィラリア薬の中でも簡単なチュアブル錠

チュアブル錠の画像チュアブルタイプはパッケージから錠剤を取り出してそのまま食べさせるだけです。

ただし、丸呑みすると効果が薄れてしまいます。

そのため、普段から食事やおやつを丸呑みしてしまう癖がある場合は事前に細かく砕いておきましょう。

 

飲ませる必要が無いフィラリア薬

スポット薬のイメージスポットタイプは容器の中に入っている薬液を皮膚に垂らすだけです。

犬が薬液を自力で舐め取れない位置に滴下する必要があるので、投与箇所は慎重に選びましょう。

おすすめの投与箇所は肩甲骨の間なので、どこに投与するか迷ったときはこの箇所に投与しましょう。

多頭飼いをしているご家庭の場合、ほかの犬が薬液を舐め取ってしまわないよう投与後は十分に注意してください。

また、投与したあとは一定期間シャンプーを避ける必要があるので、シャンプーの予定がある場合は先にしておきましょう。

 

フィラリア薬はどれくらいの間隔で飲ませる?

期間のイメージフィラリア予防薬は投与期間の間、継続して飲ませることで予防効果を途切れることなく続かせることができます。

続けて予防薬を飲ませるときは、必ず1ヶ月の間隔をあけてから次の分を投与するようにしましょう。

多くのフィラリア予防薬は効果が1ヶ月持続するように作られており、効果が切れてしまう前に次の分を飲むと、体内に吸収される成分量が多くなって過剰投与になってしまう可能性があります。

そのため、フィラリア予防薬を継続投与するときは、必ず1ヶ月の間隔をあけましょう

 

また、間隔をあけるだけでなく、投与する日にも注意が必要です。

フィラリア予防薬はただ1ヶ月に1回飲ませるのではなく、前に飲ませた日と同じ日に次の分を飲ませなくてはなりません。

1ヶ月に1回飲ませていても、飲ませる日がバラバラだと予防効果が薄れてしまう可能性がありますし、過剰投与になる可能性も高まってしまいます

ただ月に1回の投与を守るだけでなく、同じ日付で投与し続けましょう。

 

フィラリア薬を飲ませるのが遅れた場合は?

地域によっての違いもありますが、フィラリア予防薬は一般的に5月や6月頃から飲ませ始めます

予防の時期が来るたびに5月や6月頃から飲ませ始めることができれば理想ですが、場合によっては飲ませ始めるのが遅れてしまうこともあります。

飲ませ始めるのが遅れた場合、1週間程度の遅れであれば、気にせずフィラリア予防薬を投与してください。

1ヶ月以上フィラリア薬を飲ませるのが遅れた場合、かかりつけの獣医師と相談しすぐにフィラリア予防薬を投与しましょう。

 

更に、3ヶ月と大きく遅れた場合は、すぐにフィラリア予防薬を飲ませ通年投与にします

通年投与というのは、本来の予防シーズンではない12月から4月の間も予防薬を投与する方法です。

次の年は5月から11月の間に予防薬を投与することで、9割以上は感染を予防できるといわれています。

 

もし6ヶ月以上も遅れた場合、そのままフィラリア予防薬を与えるのは危険なので、動物病院でかかりつけの獣医師に相談してください。

 

フィラリア薬の飲み忘れに気付いたときは?

愕然とする女性ちゃんとフィラリア薬を飲ませ始めることができても、途中で飲ませ忘れてしまうこともあります

途中で飲ませるのを忘れた場合は、そのことに気付いた時点で飲み忘れた分を投与してください。

 

1週間から10日程度の短い期間であれば飲み忘れがあっても、フィラリア症に感染してしまうことはあまりありませんので安心してください。

その後は1ヶ月間隔の投与に戻して最後までしっかりとフィラリア予防薬を投与しましょう。

1ヶ月飲ませ忘れた場合でも基本的な対処法は同じで、その時点ですぐに飲ませ忘れの分を投与しましょう。

そして、翌年は必ずフィラリア症の検査を受けてから予防薬を飲ませるようにしてください。

 

あまりにも長期的に飲ませ忘れがあると、予防薬の効果が消失しフィラリア症に感染してしまっている可能性が高まります。

もし飲ませ忘れた間にフィラリア症に感染していた場合、そのまま予防薬を投与するとショック症状を起こしてしまう危険性があります

長期に渡って予防薬の投与を忘れたときは、そのことをかかりつけの獣医師に伝え、フィラリア症の検査を受けましょう。

 

フィラリア予防薬を多く飲ませてしまった場合はどうすればいい?

過剰な量の薬フィラリア予防薬の投与は、基本的に月に1回です。

しかし、場合によってはもう飲ませていたことを忘れて多く飲ませてしまうこともあるでしょう。

または、目を離した隙に愛犬が錠剤を勝手に食べてしまったというパターンも考えられます。

愛犬にフィラリア予防薬を多く飲ませたことに気付くと慌ててしまいますが、多くの場合はただちに副作用が現れることはあまりありません。

もともとフィラリア予防薬に配合されている有効成分は少なく例え多く飲ませてしまっても、すぐにそれが重い副作用に繋がるほどの濃度になることはありません。

しかし、使われている成分の種類によっては体調に悪影響が出ることもあるので、多く飲ませたことに気付いた時点で動物病院へ連れていきましょう。

 

 

飲ませたあとにフィラリア薬を吐いてしまった場合は?

グッタリした犬フィラリア予防薬はよくある副作用の中に嘔吐が含まれています

そのため、飲ませた予防薬が体に合わなかった場合、飲んだ薬を吐くことがあります。

また、はじめてフィラリア予防薬を飲んだときも吐くことが多いので、はじめて予防薬を飲ませるときは注意が必要です。

予防薬を飲ませたあとに吐いた場合、どれくらいの時間が経っているかで対処法が異なります。

 

飲ませてから6時間以上経ったあとに吐いた場合、薬の成分は充分に体内へと吸収されていると考えられるので改めて飲ませる必要はありません。

フィラリア予防薬は比較的消化しやすいように作られており、食べさせてから6時間以上経ったあとなら、有効成分は体の中に吸収されています。

 

反対に、6時間が経過する前に吐いた場合、成分が体に吸収されきっていない可能性が高いので飲ませ直す必要があります。

この場合はかかりつけの獣医師に相談したうえで、フィラリア予防薬を飲ませ直してください。

 

 

老犬やアレルギーがある犬に飲ませるときはどうするか

老犬と飼い主愛犬が年をとってきて、いわゆる老犬と呼ばれる年齢になるとフィラリア予防薬を飲ませ続けるかどうか少し迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

また、何らかのアレルギーを持っている愛犬に飲ませるときも、問題ないか心配になってしまいますよね。

老犬やアレルギーを持っている犬にフィラリア予防薬を投与するときは、少々気を使わなくてはなりません。

 

フィラリア予防は老犬やアレルギーを持っている犬でも行わなくてはなりません。

特に老犬の場合、体力が落ちてしまっているのでフィラリア症の治療自体が大きな負担になってしまいます。

身体的にも精神的にも大きな負担になるからこそ、老犬のフィラリア予防はしなくてはならないといえるでしょう

少しでも長く一緒の時間を過ごすためにも、老犬の場合であってもフィラリア予防はしっかり行いましょう。

しかし、老犬はフィラリア予防薬による負担も感じやすいので、予防薬を投与したあとは副作用が現れていないか、しっかりチェックしてあげましょう。

 

アレルギーを持っている犬にフィラリア予防薬を飲ませるときは、まずは愛犬がどのようなアレルギーを持っているのかを再確認しましょう。

特定の成分に対してアレルギー反応を示したことがある場合、その成分が使われている予防薬は避けてください。

また、食物アレルギーがある場合、どのような食べ物に対してアレルギーがあるのかを確認し当てはまる食材が使われていなさそうなものを飲ませましょう。

内服薬タイプの予防薬が不安な場合は、スポットタイプやシャンプータイプなど外用薬タイプのものを使うと安心できるでしょう。

反対に、皮膚が弱かったりアトピーがある場合は、内服薬タイプのものを選ぶのをおすすめします。

もしフィラリア予防薬を投与したあとに、アレルギー症状が現れたり体調が優れなさそうな場合は、速やかに動物病院へ連れて行き、獣医師へ相談しましょう。