フィラリア予防薬は安全だから使える

危険な薬のイメージ画像最近ではインターネットを中心に、フィラリア予防薬を使わずにフィラリア症を予防しようとする情報が増えており予防薬は危険な薬であるかのように表現されていることがあります

実際にその情報を見て本当にフィラリア予防薬は危ない薬なのか、飲ませ続けても大丈夫なのか不安に感じたことがある方もいらっしゃると思います。

愛するペットの命を守る薬だからこそ、本当に安全だとわかるものを飲ませたいというのは全ての飼い主の方に共通している思いです。

そのように考えると、フィラリア予防薬は安全といえるのかどうか確かめておきたいところでしょう。

 

フィラリア薬は安全だから多くの人に使われている

健康的に過ごす犬の画像結論から先に述べると、フィラリア予防薬は安全に使えるよう作られています

フィラリア予防薬が危険な薬であるかのような意見は、全て偏った考えであり間違った考え方です。

現在使われているフィラリア予防薬は、開発と研究が進んでおり安全性が高いと判断されたものばかりです。

開発の段階で何度も試験を繰り返し、販売されるようになる前も厳しい試験を通り抜けています

そこで安全性の確認が行われており、正しい投与方法を守っていれば犬に悪影響を与えることなくフィラリア症を予防できると判断されています。

また、フィラリア予防薬の副作用は少なく、適切な投与方法を守れば副作用が強くあらわれることは滅多にありません。

実際にフィラリア予防薬を飲んでいる犬の多くは、副作用を感じることなく元気に過ごすことができています。

予防薬が危険な薬だと思い込み、予防を行わず愛するペットをフィラリアに感染させてしまうことこそが、飼い主のエゴであるともいえるでしょう。

 

フィラリア予防薬の安全性が高い理由

研究の様子フィラリア薬は安全である。

そうは言われても何故フィラリア薬が安全に使うことができるのか、理由がはっきりわからなければ、心から安心して使う事はできないでしょう。

フィラリア予防薬が安全といえるのには、副作用の少なさが理由の1つとして挙げられます。

実際に副作用の症状があらわれる可能性も低いため、副作用で愛犬につらい思いをさせたり体に負担をかけたりする可能性がありません。

もし誤って1年分のフィラリア予防薬を食べてしまっても、重い副作用があらわれる可能性は少ないといわれているほどです。

しかし、フィラリア予防薬が安全なのは副作用が少ないからだけではありません。

成分と配合されている成分量、この2つにもフィラリア予防薬が安全である理由が隠されています。

 

フィラリア薬に配合されている成分は?

有効成分のイメージ画像フィラリア予防薬に使われている成分で代表的なものは「イベルメクチン」「ミルベマイシン」「モキシデクチン」の3種類です。

これらの成分は、フィラリアの幼虫をはじめとした寄生虫に対して駆除効果を発揮します。

寄生虫を駆除する成分と聞くと、作用が強く犬の体にも大きな負担を与えそうなイメージを抱いてしまうかもしれません。

しかし、実はこれらの成分は哺乳類にはほとんど影響を与えないという特徴があります。

つまり、フィラリア予防薬を飲んだ犬の体には悪影響を与えずフィラリアの幼虫のみを対象として駆除できるようになっています。

名前を挙げた3つ以外の成分が使われている場合もありますが、その成分も犬に使っても問題がないと確認されています。

犬には大きな悪影響を与えない、安全性が高く作られた成分ばかりが配合されているのでフィラリア予防薬は安全ということになります。

 

フィラリア予防薬は少ない成分量で効果を発揮するから安心

少ない用量のイメージ画像フィラリア予防薬に使われている成分はどれも低用量です。

薬の成分は高用量になると体にかかる負担が大きくなり、副作用があらわれる可能性も高まります

反対に低用量で投与すると、負担は軽くなり、副作用を感じずに効果を実感できるようになります。

フィラリア予防薬は有効成分の用量がとても低いため、犬の体に大きな負担を与えることがありません。

たとえばイベルメクチンの場合、フィラリア予防を目的として投与する場合は犬の体重1kgあたり6mgの1,000分の1という用量で使われます。

これに対し、皮膚病を引き起こすダニを治療する目的に使うときはフィラリア予防薬の用量の約30倍以上で投与されます。

並べて比較してみると、フィラリア予防薬がいかに低用量で作られているのか理解できるでしょう。

 

これだけ用量にはっきりとした違いがあると、今度は本当に効き目があるのか不安になってしまう方もいらっしゃると思います。

フィラリア予防薬の成分は低用量でも十分な効果を得られるものばかりで、低用量にしたからといって効き目が落ちてしまうことはありません

このような特徴があるため、無理をして高用量で使う必要がありません。

哺乳類には影響を与えない成分であることと、低用量で配合されていること、この2つの理由がフィラリア予防薬の安全性に繋がっています。

 

フィラリア予防薬を安心して使うために

薬の画像ご説明したように、フィラリア予防薬は安全性が高く安心して使える薬です。

しかし、飼い主の方の中には「そうはいってもフィラリア予防薬で副作用が出たという情報もある」と思っている方もいらっしゃることでしょう。

確かにフィラリア予防薬で何らかの症状が引き起こされてしまうこともありますが、これは使い方を間違ってしまっている可能性があります。

フィラリア予防薬は正しい使い方をしていれば副作用が起きる可能性が低く、何らかの副作用で悩まされることはほとんどありません。

しかし、何らかの理由で使い方を間違ってしまうと副作用が起きる可能性が高まって安全性が損なわれてしまいます。

せっかく安全にフィラリア予防ができるように作られているのに、そのようなことになってしまうと非常にもったいないといえます。

このような事態を防ぐために、フィラリア予防薬を使うときは必ず事前に正しい使い方を確認しておきましょう。

 

また、フィラリア予防薬はチュアブルタイプの場合、基材に何らかの食材を使っています。

どのような食材が基材に使われているのかは、フィラリア予防薬の種類によって異なります。

しかし、犬の食いつきがよくなるように嗜好性が高い食材が使われていることが多く、牛肉や鶏肉がよく使われています。

これらの食材に対してアレルギーがある犬がそういった薬を飲むと当然アレルギー反応があらわれてしまうのは言うまでもありません。

チュアブルタイプのフィラリア予防薬にはこのような注意点があるので、食材アレルギーがある犬に飲ませるときは、事前にどのような食材が基材として使われているかチェックしましょう。

 

デメリットも適切に把握してつかう女性もう一度繰り返しますが、フィラリア予防薬は安全性が高く安心して使えるように作られた薬です。

インターネットをはじめとした、さまざまな場所で見かけるフィラリア予防薬の危険性を叫ぶ情報は勘違いしているものや間違っている情報、更には間違えて使っていたことに気づかずに副作用が出てしまったといったのがほとんどです。

副作用が少なく症状があらわれにくいとはいっても、安全にフィラリア薬を使用するためには飼い主が適切な用法用量を把握して、使ってあげることが何よりも大切です。